2007年6月28日
【アウトドア雑記帳】 圏央道がいよいよ開通
関東に住んでいる人なら、圏央道の開通を耳にした人は多いと思う。関越道と中央道を環状につなぎ、 都内に用のない通過するだけのクルマを少なくして、渋滞を緩和させようというものだ。中央道から関越道へ行くのに、 約90分短縮されるって言うんだから、確かに便利になるとは思う。都心を走るクルマも少なくなって、空気もキレイになるかもしれない。でも、 この便利さと引き替えに、貴重な自然が犠牲になっているということを忘れないでほしい。
その貴重な自然とは“東京のオアシス”と呼ばれる山・高尾山。標高600mほどの山だけど、
奈良時代から現在まで保護されてきたエリアだけに、自然がとっても豊か。高等植物約1200種類、ムササビなどの哺乳類が28種類生息し、
昆虫は約5000種類が生息する(日本三大昆虫生息地!)自然の宝庫なのだ。高尾山で発見されて、名前に「タカオ」
と付く昆虫や植物もけっこう多い。
そんな山にトンネルを掘り、排気塔を建ててそこから排気ガスを出すのが、圏央道なのだ。便利になるとはいえ、やっぱり手放しでは喜べない。
今後、高尾山の生態系に悪影響が出ないことを願うばかり……。

牛島義之(うしじま・よしゆき)
アウトドア雑誌の副編集長職を経て、フリーライターとして独立。以降、アウトドアを始め、ペット、グッズ、クルマなど、何でも首を突っ込んで執筆活動をしている。現在『コールマン・オフィシャル・ライター』として、コールマンWebサイトなどでも執筆中。
















